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HRT エストラーナテープ&デュファストン

旧ホームページの昨年の6月18日の日記に、気負いなく気軽にHRT(HormoreReplacementTherapy)をはじめたことを書きました。
実際に始めたのは書いた頃よりだいぶん前です。

同じ事を書きますが、HRTは効果も多々で、あまり実証されていないにしろ、リスクもある、というのが通常の考えであるため、医師が勧める勧めないではなくて、自身がしたければしたらいいし、したくないならしなければいい、と私は今でも思います。

私自身は、したいとかしたくないとかの意志なく、また、何か悪い症状があって使い始めたわけでもなく、ホルモンバランスを崩していたわけでもなく、行きつけの婦人科でそういうものがあると聞いて、した方がベストかも知れないな、という程度の考えで始めています。

この療法は「若返り」はせず、単に「そのレベルを維持する治療法」です。
ですので、始めるなら早期から始めると「そのレベル」を維持できる可能性が高くなる、という事で、どうします?のように勧められたのだと考えられます。

一般的効果 は
「のぼせ、ほてり、発汗などの症状を改善する」
「骨が溶け出すのを抑え、骨量を維持し、骨粗しょう症を防ぐ」
「意欲や集中力の低下を回復させ、気分の落ち込みを和らげる」
「悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やし、血管のしなやかさを保つ=動脈硬化を防ぐ」
「皮膚のコラーゲンを増やし、肌の潤いを保つ」

海外報告によると、50代からのHRTは動脈硬化を抑え、冠動脈疾患(心筋梗塞、狭心症)を予防することが示され、60代以上で開始した場合はかえって増加する可能性があるそうです。
なので、この意味でも開始するなら早期の方がよい、との事。

長期使用によるリスクは
「血栓症・HRTを行っていない人と比べると肥満の人や高齢者では少し増える」
「脳卒中・HRTを行っていない人と比べると高血圧の人や薬のエストロゲン量が多い場合は少し増える」
「心筋梗塞・HRTを始めた時期が60才未満であり閉経後10年であれば認められていない」

乳がんに関しては、5年以上続けた場合はわずかに増えるそうです。
黄体ホルモンと併用した場合、行っていない人10000人中30人、行っている人10000人中38人データ。
エストロゲン単独では明らかなデータなし。

ただし、子宮ガン予防のためには黄体ホルモン製剤を併用します。
単独の場合、1年以上の長期に続けていると、特に閉経期の人は子宮内膜にガンを生じる恐れがあるそうです。

エストロゲンが過剰になると、プロゲステロンが劣勢になり続け、エストロゲンの副作用が起こる。
ホルモンバランスが崩れ、ひどいイライラ(とくに生理前)、不眠、倦怠感、低体温、むくみなどが起こるそう。
なので、プロゲステロンを補ってエストロゲンの副作用を抑える、という意味のようです。

ネットにいろいろ専門的に書いているので、調べるのが一番よいと思います。

投与法、製剤の選択、使ってはいけない身体の状態もあるので、必ず受診して、信頼できる医師のもとで始めることです。

で、昨年の秋くらいに通院先を変えたら、「飲み薬は飲んだ時だけ一気に体内に入るから、経皮吸収で貼っている間に少しずつ放出するテープの方がいい」と言われ、現在は「エストラーナ」というテープ薬を使用しています。
「17βーエストラジオール」です。内科医が嫌いなホルモンそのもの。

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テープでの経皮吸収は、貼ってから放出がだんだん減るのではなくて、常時、同じ量が放出されるそうです。

2日に1回、貼り替えます。
場所はどこでもいいらしい。
けど、私の担当の先生は「お尻だけは効かないらしいよ」と言っていました。
「贅肉が多いからですかね?」
「それが理由はよく分からないんだよ。そうかもねぇ。」

そしてリスク回避のために、月の内、10日ほど「デュファストン」という黄体ホルモン剤を併用しています。

で、このような、いわゆる更年期障害を未然に防ぐお薬は、必ず副作用がある事になっているので、私自身は誰にでも勧めたりは絶対にしません。
リスクばかりを前面に出す人もあるし、「そんなんないない」という人もある。
もう、こうなったら好み
私自身は私自身の体で実験している気分なだけです。

問題は「人工的」という点か。
自然、ではないわな。

ただ、このお薬をもらいに行くせいで、もれなく婦人科のガン検診などはかなり定期的にきちんと行っています。
ある意味、健全。

で、テープに変えて何か変わったか、といえば、何といって変化はないです。
私自身、経口だろうが経皮だろうが、使わなかった時と使ってからの変化がたいしてない。

あえていうなら、黄体ホルモンを飲んだ頃だけ、異様にバストが張ります。
ふ~ん、効いているのか~みたいな感覚。
月の何日かは、むちゃくちゃ美乳。
谷間ガッツリで、この季節はTシャツスタイルなどはヤらしく見えて着れません。
いっそ、谷間が見えた方がお洒落でシンプルなドレスなんかは楽しめます。あっはっは。

この黄体ホルモンを飲み終わると生理がやって来ます。
ここでエストラーナテープも1週間ほど使わない、のも1つのパターンらしいですが、私の年齢だと、いっそエストラーナテープを使い続けて生理を無くしてもいいんだって。
どうせ意味ないからって。

で、今のところ、2年弱、投与しているわけですが、いわゆる更年期障害系の症状は全くない、多分、確実にない、です。
相変わらず基礎体力が高く、よく聞く「疲れやすいわ、年のせいかしら」というセリフを吐いた経験がない。
むろん、20代の頃よりは疲れやすいのかも知れないけど、ほとんど自覚がないです。

確かにサーフィンだのスノーボードなどはもう息切れするかもですが~
日常生活自体はなんの支障もない体。
毎日全開。

肌にも多少はよい影響があるでしょうか。
よくわかりません。
カサつきやキメの乱れ、毛穴の開きなどは自覚がないです。
しかしそれらは「脳でケア」をしているせいもあるでしょう。

これがこのHRTのせいなのかどうかし全く不明。
ですが、多分、確実に減少しているホルモンを補充しているのは確かなので、助かっているのかも。

このような療法について、医師は年齢で決定するのはおかしい、と言います。

「だって、年齢がそうでも、人によって全然違うでしょ。年齢で決めるなんておかしい。その人に合わせなきゃ。」
確かに。
私の年齢になると、一体、何歳なのかなんて本当に見た目ではわかりにくい。
同窓会なんて40歳くらいからすでにスゴいですよ、もともと同じ年令のはずなのに、各年代が集合したみたいに大差が出ています。
生き方、だと思います。

そりゃ、肌もだろうけど、どちらかというと体型、仕草、所作、声、話す内容、むっちゃくちゃバラけてます。
生き方、です。

で、私の場合は、このまま10年くらい同じ療法でそのままを保てるのじゃないか、と言われました。
私は体内&見てくれと実年齢に大きな誤差があるそうです。
けど、どこかでいきなり変化するかも知れないから、変える場合もアリでしょう。

といっても、私が個人的に思うのは、やはり感情豊かな情熱的で充足した生活こそが女性をいつまでも綺麗にしてくれるということです。
人生は大いに楽しみましょう。

50か、もうオワリ、などと私だって思っていたけど、実際になってみたらそうではなくて、可能性は永遠。

何歳だかわからない永遠に若いと言われる方法は簡単。
意識しない、そんなものにかまけない、何か別の事に夢中になる、でしょうか、多分。
テキパキ動く、ダルがらない、全てにエンジン全開、常に何かに興味津々、覇気ある生活、かなぁ。
ただし、これらは努力じゃなくて持った性格でしょう。

私はふだん、何といって気を遣っていません。
各年齢に良さはあるはずだから、その年齢を楽しんでいます。
年齢は重ねれば重ねるほどに楽しい気もしてきています。
だって、刺が取れて澄んでくるんだもん。

そしていくつになっても、どこで何が起こるかわからないすよ。
私は心にも体にもほとばしる泉を抱えたままのオンナのままです。
オンナってのも語弊があるかな。
少女的な部分大のようで。

この療法だけでオンナ終焉の何もかもが解決するわけではない。
全てひっくるめて、が人生です。

私はこの療法は私の一つのメンテナンス、と考えています。
現在のマイメンテナンスはコレと、週1回程度のプラセンタ注射と、背骨矯正の整骨、かな。

私は生まれ変わってもオンナ、絶対、オンナがいいです。
オトコは年齢を重ねるとなんとなく哀しいんだもん~

by mimi-ch | 2011-06-29 02:04 | 健康